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特  別  展


 平成21年度特別展

 会場の様子



  平成21年度特別展
この展示は好評の内に終了いたしました
会場の様子はこのページの下の方でご覧頂けます。

毒地社とその時代展
− どくちしゃ と そのじだいてん −



今泉篤男《監獄の外郭》1922年(個人蔵)

 主催 : 山形大学附属博物館

開催期間 : 平成21119日(月)-20日(金)
  8:45-17:00 (土日は11:00開場、最終日は14:00まで)

 会場 : 山形大学小白川図書館2階閲覧室
小白川図書館HP利用案内

※ 平日お車でご来場の際には正門守衛室にお声がけください。

【 入場無料 】

〜 概要 〜
 
大正から昭和の初期にかけて、
山形の美術界で活躍した洋画グループ
「毒地社(どくちしゃ)」の作品と同時代の画家、
満谷国四郎の油彩画を展示いたします。


 「毒地社」という独特の名前をもつこのグループは、
県立山形工業学校(当時)や山形県師範学校の図画教師と
その学生、山形高等学校の学生といった
20代前半の若者たちが中心となって立ち上げました。

数回行われた展覧会は
山形市役所を会場に大成功を収め、
その後の山形近代美術界にとっても
大きな出発点となったにもかかわらず、
その名は今日忘れ去られようとしています。

結成時のメンバーであった為本自治雄
小塚義一郎奈良村正史の作品が
山形大学内で保管されていることを機縁として、
この展覧会は企画されました。

また同時代を代表する作品として、
中央画壇で活躍していた満谷国四郎の作品
《白石島》を併せて紹介いたします。

今回初公開の作品と共に、
学外からも作品をお借りしての展覧会となります。
ぜひご覧下さい。


−当館所蔵資料−

満谷 国四郎《白石島》1921年頃

為本 自治雄《静物(スイセン)》1955年頃

奈良村 正史《風景(蔵王遠望)》


ほか、個人宅からの借用、他館資料を含め、
油彩画を中心に合計23点を展示します。



ポスター(PDF582KB)

展示品リスト(PDF19KB)




 会場の様子 

 

多くの方で賑わう会場の様子です。


 

山形大学の学生をはじめとして、
幅広い年代の市民の方々にご来場頂きました。



会場にご近所の方がお花を生けてくださいました。
出品作品に描かれていたのと同じ、水仙(スイセン)の花
楚々とした姿が素敵でした。



土日も含めた2週間でなんと528名ものご来場がありました。
「山形の美術の歴史が分かった」
「話には聞いていたけど、こういう雰囲気の展覧会だったのね」
「山形の昔の風景が見られてよかった」
他、多くのご意見ご感想を賜りました。

ご来場の皆さま、また、作品展示にご快諾頂いた皆さま
そしてお手伝いやご助言くださった多くの皆さまに
この場をお借りして感謝申し上げます。




 スタッフ専用コーナー


☆ 展覧会概要(PDF 508KB

Thank you !!

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