Keppatsu
chan
どこをきっても!
けっぱつちゃん
「けっぱつちゃん」は当館の
結髪土偶の愛称です。
本サイトでは親しみを込めて
愛称でよんでいます。
Keppatsu
chan
「けっぱつちゃん」は当館の
結髪土偶の愛称です。
本サイトでは親しみを込めて
愛称でよんでいます。
近年の縄文ブームにより、各地の縄文遺跡、遺物が注目を集めています。2018年(平成30)、当館でも結髪土偶が約90年ぶりに左脚と再会するという奇跡的な出来事が起こりました。
当館の結髪土偶は寒河江市石田遺跡から出土した縄文時代晩期の土偶です。山形県の縄文文化は勿論、当館の歴史を伝える貴重な資料でもあります。長らく腰から下は出てこないだろうと考えていたため、何の前触れもなくあらわれた「結髪土偶の左脚」に大変驚いたことを憶えています。
左脚は寒河江市所蔵の考古学資料の中から見つかりました。元々上半身も左脚も寒河江の大地主安達家に伝わっていました。上半身はいくつかの博物館を転々としましたが、左脚は安達家に保管されていました。
寒河江市と当館にそれぞれ伝わった土偶を「同じ結髪土偶ではないか」と會田容弘氏(郡山女子大学短期大学部地域創成学科教授)が指摘したことが再会のきっかけとなりました。
この再会は新聞やテレビなどで大きく取り上げられ、たくさんの問合せをいただきました。そして、見つかった左脚との接合には当館初となるクラウドファンディングでの資金調達に挑戦し、趣旨をご理解くださった皆様から多大なご支援をいただきました。
元興寺文化財研究所での修復を終え、2020年(令和2)10月には当館で立ち上がった姿を皆様にお見せすることができました。
このサイトでは左脚発見から現在に至るまでの調査で得られたデータやクラウドファンディング報告書、博物館実習履修生によるデジタルコンテンツなどを紹介します。
新型コロナウイルス感染症の影響で移動が制限される日常が続きますが、この特設サイトがけっぱつちゃんと当館を知っていただく良い機会となることを期待しています。
この特設サイトの構築には令和3年度小白川キャンパス戦略分費が充てられています。(2022年3月30日)
本ウェブサイトに掲載されているコンテンツは一次利用(個人で楽しむための閲覧・印刷等)に制限はありません。ただし、個々の著作物に個別の利用条件がある場合は当該利用条件が優先されます。二次利用(加工、ウェブサイトへの掲載、再配布等)については以下のとおりです。
結髪土偶の画像の著作権者は当館ではありません。二次利用はできません。利用を希望する場合は当館にお問い合わせください。問い合わせを受けても、利用が許可されない場合もあります。
報告書の著作権者は各著者です。二次利用のうち著作物が自由に使える場合(https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html)の範囲内で利用は可能です。
学習指導案については以下の用途に限り利用可能です。
CT・3Dデータの著作権者は当館です。以下の条件をすべて満たす場合には二次利用できます。
コンテンツの著作権者は当館です。二次利用はできません。利用を希望する場合は当館にお問い合わせください。問い合わせを受けても、利用が許可されない場合もあります。
山形大学附属博物館ウェブサイトのコンテンツの二次利用については以下のページに記載しています。
https://www.lib.yamagata-u.ac.jp/museum/copyright.htm
クラウドファンディングのリターンとして作成した報告書です。参加者の皆様には冊子をお配りしましたが、広くたくさんの方にご覧いただけるようウェブ公開します。
展示解説用に作った動画です。
けっぱつちゃんについて短く簡単にまとめています。(YouTube)
2018年(平成30)に會田容弘氏からけっぱつちゃん上半身、左脚を実見してもらったときの動画を編集したものです。動画の最後にCTアニメーションがあります。(YouTube)
2020年(令和2)9月に修復を終えて帰ってきたけっぱつちゃんを箱から出して初めて立たせたときの動画です。(YouTube)
接合前に撮影したCT画像です。
画像をクリックするとデータのダウンロードが始まります。
> ご利用方法はこちら
協力:有限会社ホワイトラビット、東北大学総合学術博物館(X線CT撮影)
接合前の上半身、左脚の3Dデータです。
画像をクリックするとsketchfabのポップアップが表示されます。▷マークをクリックして読み込みが終わるとくるくる回したり、拡大して見ることができます。
本学で学芸員資格取得を目指す学生(博物館実習受講生)によるけっぱつちゃんデジタルコンテンツです。
けっぱつちゃんが誕生して立ち上がるまでを紙芝居で紹介(YouTube)
2021年度(R3)後期
短い動画でけっぱつちゃんと山形大学附属博物館を紹介(YouTube)
2021年度(R3)後期
短い動画でけっぱつちゃんと山形大学附属博物館を紹介(YouTube)
2021年度(R3)後期
けっぱつちゃんの人生をゲームで体験
用意するもの:ハサミ、ノリ
ダウンロード形式:PDF(ボード・コマ・サイコロ)716KB
2021年度(R3)後期
収蔵資料の中でもひときわ目を引く「結髪土偶」のけっぱつちゃん。これまで当館の案内キャラクターやPRグッズに活躍してきました。
ここではけっぱつちゃんキャラクターイラストやグッズをご紹介します。
2009年(平成21)館員作成。名前の由来は小白川(キャンパス)+結(髪)。カフェオレ色の体と柔らかいほほ笑みが特徴です。
2009年(平成21)の大河ドラマの影響を受けて愛の兜をかぶっています。炎をバックにすると顔つきもキリッとしてみえます。
かぶりものシリーズは「愛」の他、恋、食、悪、変、金が作られたようです。
2015年(平成27)度博物館実習(後期)履修生がリニューアルオープンにあわせて作りました。グッズのほか、履修生が担当して作成した解説パネルなどに目印として使われています。
山形大学附属博物館新イメージキャラクター
2009年(平成21)、館名改称30周年記念事業にてガイドブック、クリアファイル、シールを作成。期間限定でけっぱつちゃんが印刷されたラッピングバスが市内を走りました。
館名改称30周年記念
山形大学附属博物館報35
鮮やかな黄緑色によく映えるけっぱつちゃん。この紙バックは丈夫で使い勝手が良いため学内の方から「もらえませんか?」とたずねられることがあります。主に学外の方に本などを差し上げるとき入れてお渡ししています。
クリップ式のマグネットです。お客様への記念品としてお渡ししていました。
2015年(平成27)11月のリニューアルオープンの記念としてこの年の来館者へお配りしました。その後は団体見学の小学生へ記念品としてプレゼントしています。