平成17年度特別展<土よりいでしものたち> 11/7〜19 *この展覧会は終了しました。

 結髪土偶ケッパツさんが紹介する特別展のみどころ 11/11更新

 平成17年度特別展<土よりいでしものたち>の報告 11/30更新

 平成17年度特別展<土よりいでしものたち> 11/7〜19
                               *この展覧会は終了しました。 

展示概要    この特別展は、平成16年度7月9日付けで山形県の有
       形文化財に指定された考古資料192点を中心に、所蔵して
       いる考古資料のなかでも選りすぐりの資料を公開しようという
       ものです。
        考古資料だけで構成された特別展は、本館でも初めての
       試みであり、山形県の黎明期を彩る名品の数々を一堂に
       展示することで、縄文・古墳時代の息吹きを感じていただけ
       れば幸いです。   

開催期間   平成17年11月7日(月)〜19日(土)
       *この展覧会は終了しました。

時間      9:00〜17:00

会場      インフォメーションセンター(山形大学小白川キャンパス)

入場料    無料

講演会    無料  詳細はこちらをご覧下さい。

問い合わせ  山形大学附属博物館事務室(023-628-4930)

展示資料

 大蔵村白須賀遺跡出土
縄文時代の注口土器、深鉢 ほか
 大蔵村上竹野遺跡出土
弥生式土器 3点
 尾花沢市上柳渡戸八幡山遺跡出土
石製模造品 188点
 寒河江市石田遺跡出土
結髪土偶
 朝日町大隈遺跡出土
旧石器



講演会 古代の死生観:日本と西洋

     11月19日(土) 14:00〜

     会場:山形大学附属図書館1階会議室

     受講無料

 「ギリシア陶器を読む-墓辺図に見る古代ギリシアの死生観-
        篠塚千恵子(東北芸術工科大学教授) 90分
 「古代人の祈り-古代の死生観をさぐる-
        三上喜孝(山形大学助教授) 90分

 

     

 結髪土偶ケッパツさんが紹介する特別展のみどころ

 こんにちは。私は結髪土偶のケッパツさんです。今開催されている山形大学附属博物館の特別展「土よりいでしものたち」を観ましたか?え、まだ?では私がそのみどころの案内役をしましょう。

 この特別展のみどころは何といっても県有形文化財が間近で見られるということ!県の文化財で考古関係のものは17件ですが、常時公開されているものは少ないのです。そのうちの3件(192点)が現在展示されているのですよ。

 

 どこでやっているか?それはインフォメーションセンターというところです。去年の12月に出来たばかりの場所で、正門を入っていちょう並木をしばらく歩くと左側にあります。ウッドデッキがある素敵な場所なんですよ。誰でも気軽に入ってくつろげる場所です。私が入口で出迎えてます。

 ところでケッパツさんなんて変な名前だと思っているでしょう。私は結髪土偶と呼ばれる土偶です。髪を結い上げてるみたいだからこう呼ばれているのですよ。ここで問題です。私の性別はどちらだと思いますか?

 次に展示されている資料を1つ紹介しましょう。ジャーン。これは『注口土器』と呼ばれる土器です。県有形文化財の1つです。この土器は取っ手に注ぎ口がついてるんですよ。変ですよね。なんででしょうね。

 この展覧会は無料ですが、いろいろ持ち帰れるグッズがあるんですよ。資料の解説をダイジェストにまとめた資料のカラー写真入りのパンフレットや、しおり縄文クッキーのレシピがあります。

 しおりには私ケッパツさんの写真が入ってます。読書や勉強に使ってくださいね。そして縄文クッキーのレシピですが、これは他ではなかなか手に入れられない代物です。このレシピには二種類のクッキーの作り方が書いてあります。それは縄文クッキーレシピと縄文クッキーレシピです。何が違うか、それは縄文人になりきって作るか、現代人として作るかの違いです。どれくらい縄文人になりきるかというと、かなり縄文人になりきらないと作れないものです。ある程度の覚悟が必要です。

 さて、特別展のみどころを案内してきましたが、そろそろお別れです。いくつか出したなぞなぞ答え、ここでは教えません。映画の予告もそうであるように、会場に観に来てねということです。それでは会場で待ってます。

 平成17年度特別展<土よりいでしものたち>の報告

 11月19日(土)をもちまして、今年度の特別展が終了しました。学内外から230名の方が寒い中足を運んでくださいました。アンケートにもたくさんの方の貴重なご意見、ご感想をいただき、ご協力感謝しております。

 アンケートでは学内でこのような展覧会を見ることができて良いという意見を多くいただきました。来年度も皆様に喜んでいただけるような展覧会にしたいと思います。