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相良人形
高さ20cm
大正末か昭和初期の作
相良人形は、仙台の堤人形、岩手の花巻人形と並んで東北の三大土人形の一つとされている。
江戸後期、米沢藩主上杉鷹山が領内に産業を奨励するためのひとつの政策として、藩士の相良清左ェ門厚忠に命じ、成島に窯を築き、陶器を焼かせた。これが成島焼の始めである。
厚忠は成島焼の生産指導、監督をするかたわら趣味で土人形を作り、これが三月の節句などに飾られるまでに至った。
製作が比較的容易で安価な上、量産できる利点があるため、町家だけでなく農村地帯にまで広がった。写真の人形のモデルは、29代横綱の宮城山(岩手県出身)である。 |
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銀杏歯のめり下駄
正式名称は黒漆塗銀杏歯露卯差歯高下駄。
現山辺町大蕨の豪農、稲村七郎左衛門家で江戸時代に使用したもの。
台形に広がった形の歯(銀杏歯)が差しこまれ、差歯の柄が台部の表面に表れている(露卯)のが特徴である。
このような構造の下駄は、元来、ぬかるみのできやすい中国の黄土地帯で工夫されたものであるが、日本でも江戸末期まで使われていた。
稲村家は紅花商人として栄えた家であり、この下駄は紅花を京都に売った代金で京阪地方から仕入れてきて使用していたものである。
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紅花資料
山形で紅花が栽培されるようになったのは、室町時代後期からである。江戸時代に入ると最上川中流域を中心にさかんに生産され、全国の約半数量を出荷するまでになった。
花びらは紅餅(写真)に加工されて上方へ送られ、京都の紅屋によって真っ赤な紅が作られた。
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フカグツ
藁沓の一種で、すでに平安時代には文献に登場しており、上皇が雪見の際に履いたことが記録されている。雪中歩行に使用されたが、農家の味噌踏みや酒造家の麹作りなどにも用いられた。
フカグツにカンジキを併用すると、3メートルの深雪のなかを歩行することも可能。
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紙雛
雛人形は立雛と座雛に分類され、この紙雛は前者にあたります。独立して立つことができないため、雛壇や屏風に立てかけて飾っていました。紙雛は身代わり信仰に用いられた形代が変化したものとされています。素材は主に紙や布などが用いられていますが、今回展示している男雛の袴などは古いハガキが使用されています。男雛、女雛とも朱をベースとした布に、大きく桜の花びらを散りばめた衣装のデザインで、なんとも春らしくのどかな気分にさせてくれます。子の健やかな成長を願う親の気持ちが伝わってくるようです。
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